特定研究助成

SPECIFIC RESEARCH

2020(R2)年度 特定研究助成のご案内(応募要項)

2020.4.1
公益財団法人 矢崎科学技術振興記念財団

公益財団法人 矢崎科学技術振興記念財団では、当財団が研究領域を特定した「特定研究助成」を下記のとおり実施致します。

1.助成対象研究テーマ

「特定研究助成」は、当財団が提示する研究課題 を受け、「社会」または「学術界」への具体的な貢献を視野に入れて行う実現可能性の高い独創的研究を支援するものであり、助成期間は3年間以内、助成金額は1,000万円以内となります。
なお、申請者は申請にあたり財団が当該年度に提示した各「研究テーマ」のいずれかを選ばなければなりません。ただし、「説明・具体例など」に関しては、申請者自らが提案するものを掲げての申請であっても、選考委員会の議でそれが「特に意義ある革新的研究である」と認められた場合には、「特定研究助成テーマ」として採択されます。

 

領域a:高齢者・身障者への質の高い支援技術に関する研究

【研究テーマa-1】:超高機能家庭内高齢者・身障者見守り技術
〔説明・具体例など〕

室内での転倒や呼吸停止、また浴室での溺れなど、家庭内における高齢者・身障者の事故死や大怪我を未然に防ぐインテリジェント見守り技術の開発

 

【研究テーマa-2】:聴力の低下・喪失を補う革新的補聴技術
〔説明・具体例など〕

「滑舌改善機能」や「聞き耳立て機能」など、現存しない高機能を有する補聴器やリモートスピーカー用技術の開発
極度の難聴者や聴力喪失者に対し、その人の前方にあって発言する複数の話者の言葉を、個別かつ即座に文字に変換し、その人の前に置かれたモニターの画面やその人が手に持つスマートフォンやタブレットの画面にわかり易くリアルタイム表示する技術の開発

 

【研究テーマa-3】:小型軽量なAF(オートフォーカス)メガネを実現する技術
〔説明・具体例など〕

違和感なく装着でき、装着者が注目するターゲットに適宜高画質で合焦するよう焦点距離の変更を全自動または極めて簡単な操作で行うことが可能な、次世代メガネ用技術の開発

 

領域b:革新的なモビリティ社会の創出を支える基盤技術に関する研究

【研究テーマb-1】:移動の安全性・快適性を向上させるためのセンシング技術
〔説明・具体例など〕

乗員の表情・動作・生体情報を非侵襲的に取得し、体調・乗り心地などを推定する技術の開発
周囲の移動体(車両や歩行者等)を検知し次の動きを予測する超小型の移動環境センシングデバイスの開発

 

【研究テーマb-2】:移動を、より高効率・低環境負荷化するための技術
〔説明・具体例など〕

高エネルギー密度・希少材料レスの革新的蓄エネルギーデバイスの開発
部材の軽量化(高強度化・マルチマテリアル化など)や素材・製造の低環境負荷化に関する技術の開発

 

【研究テーマb-3】:社会インフラとの通信における移動体の安全性確保・利便性向上のための技術
〔説明・具体例など〕

サイバー攻撃(乗っ取りや制御不能)から守るために制御情報の堅牢性を担保する技術(認証・暗号化)の開発
効率的な移動手段や全体最適交通制御法などを提言するためのデータ解析技術の開発

2.応募資格

1)研究機関※に勤務する研究者で、原則として現在まで引き続き3年以上日本に居住し、かつ機関長の推薦を受けた方を対象とします。

※高等専門学校、短期大学・大学(該当する学部)、大学院(該当する研究科)、大学付属研究機関、国公立試験研究機関、その他当財団が認めた研究機関

 

2)当財団より既に助成を受けた研究者は、その助成を受けた年より起算して3年間は応募することができません。また、同一人が当財団の助成二種目に同時には応募できません。

3.助成期間

2021年4月1日から3年以内

4.助成金額

研究内容の審査により当財団が決定します。但し、初年度は300万円以内、3年間で1,000万円以内とし、2年目・3年目は年次の進捗状況報告書の審査によりその額を決定します。

5.応募方法

1)申請の枠
申請は、1研究機関(大学学部、大学院研究科等単位)につき1件に限定します。

 

2)申請資料
矢崎科学技術振興記念財団のホームページhttp://www.yazaki-found.jp/の「研究者専用ページの登録フォーム」より、ID・パスワードを取得し研究者専用ページより申請して下さい。
 
申請フォームから申請内容を登録すると『推薦状』および『申請確認書』の自動記載されたPDF文書が、登録されたメールアドレスに送信されます。
 
『申請書』に必要項目を入力後、セキュリティをかけない提出用PDFファイルを作成して下さい。
 
別途、研究機関の推薦印が押された「推薦状」および「申請確認書」「申請書」「論文1編」(いずれも片面印刷にて)を、締切日厳守にて郵送下さい。
 
電子申請と郵送書類の到着後、手続き完了のお知らせメールを送信します。
 
なお、提出された資料は返却いたしません。
 
※研究機関名は、略さず正式名称を正確に記入してください。

 

3)応募期間
2020年6月1日から同年8月31日まで ※期間内必着とします。

 

4)応募先

〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-13-3 虎ノ門東洋共同ビル6階
公益財団法人 矢崎科学技術振興記念財団

Tel(03)5501-9831 Fax(03)5501-9832

6.選考

選考委員会で選考の上、2021年1月末日までに採否を推薦者あて内定通知します。


※本年度は新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、選考委員会会場にお越しいただく形でのヒアリングは実施しないことといたしました。最終選考者には、別途、代替の方法(プレゼンテーション映像の作成等)のお願いをいたします。

7.助成金の贈呈式

2021年3月4日を予定しています。受領者の方には、出席をお願いしています。

8.研究成果の報告

※助成の必須条件です。

 

下記報告をしていただきます。(指定用紙を採択者に送付します。)

1)初年度進捗状況報告書(予算を含むスケジュールの進捗状況と同修正計画を中心に):2021年11月15日まで

2)2年目進捗状況報告書(予算を含むスケジュールの進捗状況と同修正計画を中心に):2022年11月15日まで

3)研究終了報告書(研究成果を中心に):2024年 6月 末日まで

 なお、研究終了報告書は矢崎科学技術振興記念財団のホームページ(研究者の詳細;研究成果報告)で紹介するなど、当財団の説明資料として使うことがありますが、学術文献としての扱いは行ないません。研究終了報告書の内容に未公開の知見が含まれるなど、公開に差し障りがある場合には、公開内容について当財団にご相談下さい。
 研究成果は学術論文として外部発表していただくことを期待しています。発表論文に「本研究(の一部)は矢崎財団(Yazaki Memorial Foundation for Science and Technology)の支援を受けた」旨の記載をお願いしています。

9.その他

当財団は、本件助成に関して取得する個人情報について選考作業等本申請にかかる業務に必要な範囲に限定して取り扱います。
又、当財団は本件助成等が決定した場合、決定者に関する情報を一般公開致します。